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2019.6.16 日伊歌の翼会20周年記念チャリティーコンサート

「輝く軌跡 いま最高の響きをあなたに」-ソプラノの佐藤美枝子さんをゲストに迎えて-

※一番下に写真があります。

今回の企画は、1998年にクラシック音楽やオペラを通じて地域の文化向上と発展を願うために設立された、日本とイタリアの音楽を愛する有志により結成された「日伊歌の翼会」の20周年記念チャリティコンサートとして開催されたものでした。

それだけに天性の美声と深い表現力でチャイコフスキー国際音楽コンクールの声楽部門で日本人初の優勝となった、世界が認めた歌姫佐藤美枝子氏、そして世界中のマエストロや歌手達から絶大な信頼を受けた「オペラ作りの魔術師」ことピエロ・C・ジョヴァンニーニ氏、そして海外でも高い評価を受け、甘い美声とドラマチックな表現力で、イタリアから帰国後は二期会や新国立劇場などのオペラ公演で重要な役を演じ続ける樋口達哉の三人が一堂に集う奇跡的なコンサートが実現しました。

6月15日午後に現地入りした樋口など出演者やスタッフは夜遅くまで、翌日にお客様をお迎えするため、舞台の準備を行いました。ピアノの位置や舞台の設営、ライティングに至るまですべて樋口からの細かい指示が飛びました。

 

翌日16日は朝から出演者が揃っての本番前のリハーサル。立ち位置、舞台での動きなどを確認。リハーサルといっても本番さながらの熱気で間違いなくコンサートの大成功を予感させるものでした。

 

まさに日本中から集まったお客様でスタート前から会場の美しい花々に負けない華やいだ雰囲気が広がりました。

 

この日のランチ、ホテル&リゾーツ別府湾の敏腕シェフが特別にご用意した目にも美しい中華料理に、お皿が運ばれる度にお客様からは驚きの声が上がりました。

 

そしていよいよ二部構成でのコンサート。

レオンカヴァッロの「朝の歌」で登場した樋口はT字型の舞台狭しと様々なところからお客様に見て頂けるように場所を移動しながら美声を会場中に轟かせました。

ロッシーニの「フィレンツェの花売り娘」で颯爽と登場した佐藤氏の美しい姿と、天上から舞い降りたような高音に会場中がうっとりと聴き惚れていました。

 

第二部では誰もが知っているオペラの名曲が歌われ、中でも5月に開催された「道化師プレコンサート」を彷彿させる「鳥の歌」(佐藤氏)、「間奏曲」(ジョヴァンニー二氏)、「衣裳をつけろ」(樋口)に会場は一気にドラマチックな世界へ。高い演技力が評価されている二人だけに大喝采の拍手となりました。

アンコールでは「オー・ソレ・ミオ」などが歌われましたが、今回の公演では二人が舞台を降りて歌いながらお客様のそばを歩く演出もあり、お客様にはなかなかチャンスがない間近で豊かな声量を楽しんで頂く事が出来ました。

 

コンサートが終わってからも名残惜しく、その後も写真撮影などが続き、お客様や出演者が楽しく歓談する姿が続きました。

 

まだまだ興奮冷めやらぬ翌朝、ジョヴァンニーニ氏と樋口は、今回の主催者である「日伊歌の翼会」の代表、麻生昭子氏と共に別府市役所を表敬訪問し、長野恭紘市長に直接、今回のコンサートのご報告をさせて頂きました。

また今回のチャリティーコンサートの収益金は来年10月に開催される「樋口達哉のオペラ」主催によるオペラ『道化師』の舞台の準備のためお送り頂けることとなりました。

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